新築住宅建設の際の一つのポイント
不動産業界
新築住宅建設の際の一つのポイント
今や新築住宅は何年か前の建築方法と大きく異なってきています。目につくところで言えば、バスルームはシステムユニット方式で、おしゃれなものをはめ込むという工法が一般的です。キッチンもいわばユニット式でおしゃれなデザインですし、かつてはステンレスが主流であった調理台も、人工大理石などを使うようになってきています。ガスコンロもそうですし、洗面所も同様です。そしてこれらは、特に大手不動産会社が建築する場合には、提携先のバスルームメーカーやキッチンメーカーなどとの取引契約があり、割引価格で提供してもらえるようになっているのです。
このような背景もあって、新築住宅を建設する場合に大手業者に依頼する方も多いのですが、実はこうしたケースで注意しなければならないポイントの一つに、下請業者との関係ということがあります。大手業者は、設計や施工管理を主に行い、実際の現場作業は下請業者が行うというパターンが多いからです。下請業者は仕事をもらう関係上大手業者の指示に従わなければならないので、薄い利幅でも受けるということになります。
ここまではよくあるパターンですが、問題は10年先です。建物は10年を経過する頃から、壁やその他で補修を必要とする箇所が出てきます。そのときに大手業者に依頼すれば、手数料を上乗せした見積金額になることは確かです。下請業者に直接依頼したくても、契約上の縛りがあるので簡単にはできません。新築時点でも同じことが起きているのですが、その時はそれほど意識していないことが、先に行くと頭をもたげてくるというわけです。